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【初心者でもわかる簡単ガイド】X広告の種類と選ぶ基準
X(旧Twitter)広告は、SNS上でより多くのユーザーにリーチしたい企業にとって非常に有力な手段です。
活用したいけど、
「X(旧Twitter)広告の種類が多すぎてよく分からない」
「どの広告が自社に合っているのかわからない」
「X広告のメリットって何?」
となっている人の悩みを本記事で解決していきます。
ぜひ最後までお読みください。
目次
1.X(旧Twitter)広告とは
2.X(旧Twitter)広告の特徴
3.X広告の種類
4.X(旧Twitter)広告の入札形式
5.X(旧Twitter)広告の種類を選ぶポイント
6.終わりに
1.X(旧Twitter)広告とは
X広告は、X(旧Twitter)上で商品やサービスを宣伝するための方法です。
X(旧Twitter)広告を使うと、多くの人に短い時間で情報を届けることができます。
X(旧Twitter)は国内月間アクティブユーザー数が6,658万人(2024年1月時点)であり、LINE、YouTubeに続いて第3位となっています。
2.X(旧Twitter)広告の特徴
X(旧Twitter)を広告媒体として利用する際のメリットについて3つ紹介します。
2-1.二次拡散性が高い
X広告の大きな特徴の一つは、その二次拡散性が非常に高いことです。
X(旧Twitter)は、ユーザーがリポストやいいね、引用などで情報を共有することが簡単にできるプラットフォームです。
広告を見た人に「面白いな」「有益だな」「他の人にも教えたいな」と思ってもらうことができると、リポストやいいね、引用などをしてくれるためさらに多くの人に広がります。
このようにして、最初に広告を見た人だけでなく、その人のフォロワーやさらにそのフォロワーにも情報が届くことになります。これにより、広告の影響力が何倍にもなります。
特に、企業が商品のキャンペーンなどを行う際には、この二次拡散性を最大限に活用することが重要です。
見てくれた人が反応をしてくれるような広告を作成することで、自然と多くの人に拡散されます。これにより、広告費用を抑えつつ、大きな効果を得ることができます。
2-2.幅広い年齢層にリーチできる
X(旧Twitter)広告は、幅広い年齢層にリーチできるのも大きな魅力です。
冒頭でも記した通り、X(旧Twitter)は国内月間アクティブユーザー数が6,658万人(2024年1月時点)であり、LINE、YouTubeに続いて第3位であり、かつ、10代と40代は45%以上、30代は60%以上、20代は80%以上と幅広い年代のユーザーが利用しています。
引用元:令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査
そのため、広告を出すときに特定の年齢層だけでなく、幅広い年齢層にアプローチすることができます。
例えば、新しい商品を若者だけでなく30代・40代の大人にも知ってもらいたい場合、X広告は非常に効果的です。
また、Xのユーザーは興味関心に基づいてフォローするアカウントを選ぶため、特定の趣味や関心を持つ人々にもリーチすることができます。
興味関心については下記にて詳しく解説していきます。
2-2.興味関心ターゲティングの精度が高い
X(旧Twitter)広告では、300以上ものトピックからターゲティングを細かく設定できるため、関連性の高いユーザーに広告を表示させ、関連性の低いユーザーには広告を表示させないようにすることができます。
また、X(旧Twitter)は、ユーザーの日頃見ているポストから興味関心を細かく分析しています。
ご自身のXアカウントで見ていただきたいのですが、「プライバシーと安全」の中に「表示するコンテンツ」があり、さらにその中に「興味関心」という項目があります。
これはX(旧Twitter)がユーザーのプロフィールやアクティビティ(ポストの表示やいいねなど)に基づいて設定しています。これをもとにおすすめポストを表示しています。
これらにより、X(旧Twitter)は広告を出す際に特定の興味関心をもつユーザーにターゲティングをしやすいプラットフォームと言えるでしょう。
3.X(旧Twitter)アナリティクスで使われる用語解説
X(旧Twitter)広告の種類は、大きくわけてプロモ広告、フォロワー獲得広告、Amplify、テイクオーバー、ライブ、ダイナミック商品広告、コレクション広告の7つがあります。
それぞれ詳しく解説していきます。
3-1.プロモ広告
プロモ広告は、最も一般的なX広告の一つです。
これは、ユーザーのタイムラインに表示される広告で、通常のポストと同じ形をしています。そのため、ユーザーにとっても自然に受け入れられやすい広告になります。
プロモ広告では、画像広告、動画広告、カルーセル広告、テキスト広告と4つのフォーマットがあります。
テキスト広告は、その名の通りシンプルに文字だけの広告です。画像や動画の制作がないためコストが抑えられます。短いメッセージでインパクトを与えたいときに有効です。
画像広告や動画広告、カルーセル広告は、画像や動画などの動きのあるコンテンツでユーザーの関心を集めます。視覚的訴求は、ユーザーの記憶に残りやすくなるため、モノがある商品の販売をしている方に向いています。
3-2.フォロワー獲得広告
フォロワー獲得広告は、フォロワーを獲得することを目的とした広告です。
まだあなたのアカウントをフォローしていないユーザーで、あなたのアカウントに興味を持ちそうなユーザーに対してオススメしフォローを促してくれます。
3-3.Amplify
Amplifyは、X(旧Twitter)と提携しているコンテンツ配信パートナーの動画本編の前に再生される動画広告です。Amplifyプログラムは、AmplifyプレロールとAmplifyスポンサーシップの2種類の広告フォーマットがあります。
Amplifyプレロールを使うと、15以上のカテゴリーの中から動画広告を配信する動画のコンテンツカテゴリーを選ぶことができます。選んだカテゴリーの中からランダムで動画広告が配信されます。
Amplifyスポンサーシップは、プレロール同様15以上のカテゴリーの中から動画広告を配信する動画のコンテンツカテゴリーを選ぶことができますが、プレロールと違うところは、特定のコンテンツ配信パートナーを指定することができます。よりターゲットを絞り込んでの配信したい方に向いています。
3-4.テイクオーバー
テイクオーバーは、特定の期間でタイムラインや [話題を検索] タブの上部にあなたの広告で占領する広告形式です。
Xの中でもインプレッションの多いエリアに表示させるため、新しい商品の発売日や大きなイベントの前日に使うことで多くのユーザーにアピールできます。
テイクオーバーにも、タイムラインテイクオーバーとトレンドテイクオーバーの2つのフォーマットがあります。
タイムラインテイクオーバーは、Xを開いたときにタイムLINEの一番上に表示される広告です。
トレンドテイクオーバーは、トレンドに連動して広告が表示されます。[話題を検索] タブを開いたときに、[話題を検索] タブの中のトレンド画面に広告が表示されます。
3-5.ライブ
ライブはユーザーがリアルタイムで参加できるライブ配信できる広告です。
新商品の発売イベントや特別な発表をライブで配信することで、リアルタイムにユーザーとつながりながら情報を共有できます。
また、ユーザーがその場でコメントや質問をできるため、双方向のコミュニケーションが可能です。これにより、ユーザーの興味を引きつけ、深い関心を持ってもらうことができます。
3-6.ダイナミック商品広告
ユーザーの行動に基づいてユーザーの属性・行動履歴といったデータを基にニーズを把握し適切なタイミングで適切な商品を表示させることができる広告です。
3-7.コレクション広告
コレクション広告は、複数の商品やサービスを最大6個の画像でカルーセル形式にて表示する広告です。
特徴としては、すべての商品画像を1画面で確認できること、商品画像ごとに誘導先を設定できることがあります。
※参考:X Business Advertising X Ad formats
4.X(旧Twitter)広告の入札形式
X(旧Twitter)広告の費用は、入札形式(自動入札、上限入札単価、目標入札単価)によって変わります。
4-1.自動入札
自動入札は、X(旧Twitter)広告が広告主の代わりに最適な入札額を自動的に設定してくれる方法です。
これを使うと、広告ができるだけ多くの人に見てもらえるように調整してくれます。
4-2.上限入札単価
上限入札単価は、広告が表示される際の最大金額を自分で設定する方法です。
たとえば、1クリックあたりの支払い額が高すぎると感じた場合、この上限を設定することで予算内に収めることができます。
4-3.目標入札単価
目標入札単価は、特定の目的を達成するために設定する入札形式です。
たとえば、広告1クリックあたりの費用を100円に設定し、その目標に基づいて広告が表示されます。
これらの入札形式を理解し、上手に使い分けることで、あなたの広告がより多くの人に効果的に届くようになります。広告費を効率的に使いながら、ターゲットにリーチするための工夫をしてみましょう。
5.X(旧Twitter)広告の種類を選ぶポイント
X(旧Twitter)にて広告の種類を選ぶにあたり、重要なポイントを3つ紹介します。
5-1.ターゲットを明確にする
まず、広告を見てほしい人をはっきりさせましょう。
X(旧Twitter)広告のターゲティング機能は年齢、性別、地域に加え250以上もの興味関心カテゴリーから選ぶことができます。
自社の商品をどんな人に見てほしいのか明確にしておくことで、より的確に届けたい層へ届けることができます。
5-2.広告は利用する目的に合うものを選択する
次に、広告を使う目的を考えましょう。
新しい商品を知らせたいのか、ブランドの認知度を上げたいのか、それとも特定のサービスを試してもらいたいのか。それぞれの目的に合わせて適切な広告形式を選びます。
たとえば、商品の魅力をしっかり伝えたいなら画像や動画を使った広告がいいですし、より多くの人にリーチしたいならテイクオーバー広告が適しています。
目的に合った広告を選ぶことで、期待する効果を得やすくなります。
5-3.予算を考える
最後に、予算を確認しましょう。
例えば、限られた予算ならシンプルなテキスト広告がコストを抑えて運用することができますし、逆に、しっかり予算がある場合は動画広告やカルーセル広告など、インパクトのある形式を選ぶと良いです。
また、運用費に合わせて入札方法を選ぶことで、無駄な費用をかけずに効果的なプロモーションができます。
6.終わりに
X(旧Twitter)広告は、その多様な種類とターゲティングの精度で、効果的に広告を出すことができます。
初心者でも使いやすく、ポイントを押さえておけば、どんな企業でも自分に合った広告を選べます。まずは、広告の目的や予算をしっかり考え、ターゲットとなるユーザーに最適な広告形式を選んでください。
X広告を上手に活用して、多くの人にあなたの商品やサービスを届けましょう。
弊社ではWebマーケティングに関わるご相談を一貫してお引き受けいたします。
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