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X(旧Twitter)アナリティクス最新情報:企業アカウント運用のための分析と活用法

2024.06.24

企業がXを運用するうえでアカウントを成長させ、集客や売上アップなどの目標を達成するために投稿の分析は欠かせません。

そこで必須のツールになるのがX(旧Twitter)アナリティクスです。

 

本記事では、X(旧Twitter)アナリティクスの見方から、分析方法まで徹底解説していきます。

ぜひ最後までお読みください。 

 

  目次

1.X(旧Twitter)アナリティクスとは

2.X(旧Twitter)アナリティクスへのアクセス方法

3.X(旧Twitter)アナリティクスで使われる用語解説

4.X(旧Twitter)アナリティクスの指標と活用

5.まとめ

 

 

  1.X(旧Twitter)アナリティクスとは

X(旧Twitter)のアナリティクスは、ユーザーがX(旧Twitter)での投稿がどれくらい見られているかや、反応されているかをチェックするためのツールです。

アナリティクスを活用することで、インプレッション数やエンゲージメント数など投稿に関する様々な数字を知ることができます。データを活用することでどんな投稿が効果的か、どんな内容がフォロワーに喜ばれるかを分析することができ、運用の改善に繋げることができます。

 

 

  2.X(旧Twitter)アナリティクスへのアクセス方法

2-1.Xpremiuに加入していないと見れない

2024年になってからX(旧Twitter)アナリティクスは有料プラン専用になり、未加入のユーザーには利用できなくなっています。

有料プランの中でも一番下のプランであるベーシックプラン(368円/月)ではアナリティクス機能は利用できず、プレミアム(980円/月)以上のプランに加入する必要があります。

 

2-2.アナリティクスへのアクセス方法

続いてX(旧Twitter)アナリティクスのアクセス方法を紹介します。

アナリティクスが確認できる場所は2024年6月6日現在、3か所となっています。

 

①画面左にあるメニューバー内のアナリティスク

webブラウザでX(旧Twitter)を開くと画面左のメニューバー内に「プレミアム」とあります。

「プレミアム」を押すとプレミアムプランで使える機能の一覧が出てきますので、その中の「アナリティクス」にて確認することができます。

下記がアナリティクスの画面になります。

画面右上に「7D」「28D」「3M」「1Y」と表記があります。

ここで、それぞれ「過去7日間」「過去28日間」「過去3か月間」「過去1年間」と数値を表示する期間を設定することができます。

②ポストするアナリティクス

ポストするアナリティクスは、ポスト1つ1つの数値を確認することができます。

画像の赤枠の部分(インプレッションの数値)をクリックうることによってアナリティクスの画面を開くことができます。

下記がアナリティクスの画面になります。

③Xアナリティクス

上記2つはxが有料化してから搭載されたアナリティクスですが、XアナリティクスはTwitterのころから使われていたものになります。

こちらは https://analytics.twitter.com/about のURLにログインして使用することができます。

 

下記がアナリティクスの画面になります。

現在英語の文章がでていますが、こちらには

「私たちはanalytics.x.comの改善に取り組んでいます。それまでの間、いくつかの指標が欠落していることがわかるかもしれません。”ここ”から投稿分析にアクセスしてレポートをダウンロードできます。”ここ”でアカウント分析ベータ版の新しいバージョンを試すことができます。」

と記載されています。

 

「”ここ”から投稿分析にアクセスしてレポートをダウンロードできます。」

とありますが、”ここ”というのは、上記①のアナリティクスのことになります。

 

2024年6月6日現在、インプレッション、エンゲージメント数、エンゲージメント率は確認できますが、その他のいいねやプロフィールへのアクセス数などの細かい数値は表示されないため、今後は上記①のアナリティクスに移行していくことが考えられます。

 

 

  3.X(旧Twitter)アナリティクスで使われる用語解説

3-1.メニューバー内のアナリティクスに関する用語

①インプレッション数:ポストがXで表示された回数

②エンゲージメント率:ポストのエンゲージメント数をインプレッション数で割って算出したものです。※1

③プロフィールへのアクセス数:ポストからのプロフィール閲覧回数

④リンククリック数:ポストに含まれるURLのクリック数

⑤新しいフォロワー数:あなたが獲得した新しいフォロワーの数

⑥返信(リプライ):あなたのポストが受け取った返信の数

⑦いいね:あなたのポストが受け取ったいいねの数

⑧リポスト:あなたのポストがリポストされた回数

⑨動画再生数:あなたのポストにおける動画の再生数

⑩メディアの再生数:あなたのメディア(GIF画像、画像、動画)の再生数

※1:エンゲージメントとは、ユーザーがポストに反応した合計回数のことです。ポストのクリック(ハッシュタグ、リンク、プロフィール画像、ユーザー名、ポストの詳細表示のク     リックを含む)、リポスト、返信、フォロー、いいねを含みます。

 

3-2.ポストするアナリティクスに関する用語

上記①、③、⑤、⑥、⑦、⑧はポストするアナリティクスと共通になります。

 

⑪エンゲージメント:ユーザーがポストに反応した合計回数。ポストのクリック    (ハッシュタグ、リンク、プロフィール画像、ユーザー名、ポストの詳細表示のク     リックを含む)、リポスト、返信、フォロー、いいねを含みます。

⑫詳細クリック:ユーザーがこのポストを詳細表示した回数

⑬ユニーク再生数:ポストの動画を再生したアカウント数

⑭再生数:すべてのポストにおいてこの動画が再生された合計回数

⑮視聴維持率:ポストの動画を再生したアカウント数

 

 

  4.X(旧Twitter)アナリティクスの指標と活用

4-1.エンゲージメント率

エンゲージメント率は「エンゲージメント数/インプレッション数」で求めることができます。

例えばエンゲージメント数10、インプレッション数100だった場合、エンゲージメント率は10%となります。

エンゲージメントとはユーザーの反応のことなので、エンゲージメント率が高いということはインプレッション数に対してユーザーからの反応が高いということになります。逆にエンゲージメント率が低くてもインプレッション数が伸びている場合は、インプレッション数が伸びている=投稿が多くの人に見てもらっているという状態になります。

エンゲージメント率が高いから良い、低いから悪いということではなく、投稿の目的に合った数値になっているかどうかが重要なポイントになります。

例えば、フォロワーに向けて反応をしてほしい投稿をしたならエンゲージメント率が高い方がいいですし、新規フォロワーを増やしたい・認知を広げるための投稿をしたならエンゲージメント率が低くてもインプレッション数が伸びていることの方が重要です。

 

4-2.フォロー率

フォロー率は「フォロー数/プロフィールクリック数」で求めることができます。

フォロー率は、貴社の投稿を見た人のうち、どれくらいの人がフォローしたかを示す指標です。フォロー率が高いと、貴社の投稿やアカウントに魅力を感じてくれています。

 

フォロー率が高い投稿を分析して、どんな内容やスタイルがフォロワーを増やすのかを確認しましょう。そのような投稿を増やして、認知を広げながら新しいフォロワーを獲得していきます。

 

4-3.プロフィールクリック率

プロフィールクリック率は「プロフィールへのアクセス数/インプレッション数」で求めることができます。

プロフィールクリック率は、投稿を見た人のうち、どれくらいの人が貴社のプロフィールをクリックしたかを示します。この数値が高いと、貴社の商品やサービスに興味を持つ人が多いということになります。

 

人がアカウントをフォローする場合

ポストを見る → アイコン・名前を見る → プロフィール・ヘッダーを見る → 固定ポストを見る → フォローする

という流れになります。

 

そのため、プロフィールまで行ってもらえないとフォロワーも増えません。

プロフィールクリック率の高いポストを分析し、興味を引くプロフィールを作成していくことが大事です。

 

4-4.リンククリック率

リンククリック率は「リンククリック数/インプレッション数」で求めることができます。

商品の案内やキャンペーンなどのリンクを記載して投稿したらリンクがどれだけクリックされているのか確認してください。

リンククリック率が低いということは、投稿に興味を持ってもらえていなかったり、商品やキャンペーンの内容がユーザーに行動を起こさせるようなものになっていないということです。

 

 

  5.まとめ

本記事では、X(旧Twitter)アナリティクスの見方から、分析方法、そして活用法までを紹介しました。Xアナリティクスは企業が投稿の効果を測定し、どんな内容がフォロワーに受けるかを知るための重要なツールです。

エンゲージメント率やフォロー率、プロフィールクリック率、リンククリック率などの指標を理解し、それぞれの数値を元に投稿内容を改善することで、企業アカウントの成長と目標達成に近づけます。これからもアナリティクスを活用し、データに基づいた戦略で運用を進めていきましょう。

 

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